ウェブデザイン技能検定3級を受けてきました!
先日、ウェブデザイン技能検定の3級を受検してきました。
ウェブ業界では『資格』よりも『実績』が重要視されるので、資格をとっても直接仕事につながることはあまりないらしいのですが、まずは自分の自信につなげるためにもウェブデザイン技能検定3級を受検しました。
ウェブデザイン技能検定とは
国家検定「ウェブデザイン技能検定」は実技および学科試験で実施され、関連国際標準規格等に基づき、ウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われます。
技能検定は、業務独占資格ではなく、合格者でなければ「技能士」と名乗ることは出来ない名称独占資格です。技能検定の目的は、あくまで労働者の技能を公証するものであり、技能士でないとウェブデザイン関連業に従事できなくなるわけではありません。
試験概要
■試験時間
1級:学科90分 実技180分 ペーパー実技60分
2級:学科60分 実技120分
3級:学科45分 実技60分
■合格基準
学科:70点以上(100点満点)
実技:70点以上(100点満点:ただし、試験要項に示す各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること)
■受検手数料
1級…学科: 7,000円 実技: 25,000円 (合計32,000円)
2級…学科: 6,000円 実技: 12,500円 (合計18,500円)
3級…学科: 5,000円 実技: 5,000円 (合計10,000円)
試験対策
ウェブデザイン技能検定のHPで対策テキスト等が紹介されています。
■過去問題集を購入
とりあえず過去問をひたすら解こうと思ったので、過去問題集ウェブデザイン技能検定過去問題集3級を購入しました。
過去問の内容は、平成24年第1回~平成25年第3回までの全7回分が収録されているので、やや最新性にかけるものの問題数としては十分でした。
また、CDが付属していて実技の問題も解くことができるので、コーディング初心者の私でも実技の対策がとれました。
■最新の問題はHPから
最新問題については、ウェブデザイン技能検定のHPで過去3回分の問題と解答を公開しているので、それを解きました。
ただし、解説は無いので、解答を見てもわからなかったら自分で調べる必要があります。
受検の感想
実技の方は過去問と同じ傾向の簡単なコーディングだったので、問題なく出来ました。
学科の方は、過去問と同じ問題が7問、文章は違うけど過去問と似たような問題が6問くらい、全く初めて目にする問題が12問くらいありました。
なので試験中は「やばい、これは落ちるかも…」と思いながらも、試験時間をいっぱいに使って問題を見直し、消去法で解答しました。
傾向としても実技は受かっても学科で落ちる方が多いそうです。試験範囲が広く、毎年新たな問題が入ってくるので、過去問を25問中、23~24問解ける程度になっていないと合格は難しいのではないでしょうか。
私の場合は過去問テキストと最新3回分の過去問を2周やって平均24問くらい解ける状態にして試験に臨みました。
試験の翌日には学科試験の解答が公表されるので、自己採点してみたところ25問中21問正解していました。
以前、ITパスポート試験に受かった時に勉強していた知識も、少なからず役立ちました。
合格発表は2015年10月01日なので、合格していることを願って待ちたいと思います。