30歳でサラリーマンからWebデザイナーを目指すブログ

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エクセル2007以降で 2003以前の塗りつぶしカラーの互換性エラーを防ぐ方法

 

エクセル2003以前のxlsファイルをエクセル2007以降で編集しているとき、セルを塗りつぶしてファイルを保存する際、以下の様なメッセージが表示される時があります。

 

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Microsoft Office Excel - 互換性チェック 概要:再現性の低下

 

この時、「このブックを保存する時に互換性を確認する」のチェックボックスを外して「続行」を押しても、またファイルを開いて保存する際に再びメッセージがポップアップしてきて、めんどくさいなーと思うことがあります。

 

この原因は、Office 2007 からカラーパレットの色数が豊富になったため、2003 以前の形式で保存すると使用していた色が出ない場合があるためです。

 

この問題を防ぐ手っ取り早い方法は、2003以前のカラーパレットにもあった色で塗りつぶすことでエラーメッセージを表示させなくすることです。

 

2007以降でセルの塗りつぶしを行う際に、「その他の色」を選択します。

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色の設定で「標準タブ」を選びます。

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標準のカラーパレットの中の色は全て互換があるというわけではなく、2003で互換性のある色とそうでない色が混ざっています。

 

そこで、どの色が2003以前に対応しているのか1つ1つ塗りつぶして確認してみました。

 

その結果が下のようになります。

(パレットの色の位置をセルで表しています。)

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上の状態のファイルをxls形式で保存してもエラーメッセージは表示されません。

 

パレットで表すと下の位置に配置されている色は2003と互換性があります。

(非常に分かりにくいですが、互換性のある色を白色で囲って縦縞を入れています。)

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 これらの色を選択すれば、エラーメッセージなく保存できるので、簡単な資料作りの際に役立てて下さい。